木こりの菊池農園BLOG

岩手県で、木こりと農業を兼業しながら木村秋則さんの自然栽培(農薬・肥料・堆肥一切不使用)で水稲面積・一町二田歩でササシグレと亀の尾を親娘で作っています!

きゅうり栽培

はじめに。きゅうりの栽培場所は、借り地なので、これまでと趣がかわってきます。

 

そこは以前、持ち主がむかし良く知らずにとてもいいと聞いた農薬を使った様なのですが、

それからずっと作物が育っても、結局途中までは勢いがいいのに途中から枯れてしまう土になってしまった場所なのだそうです。

(確かにまるでコンクリートのような土でした。肥毒層もあると思われますが、表土にショベルを突き刺すのに苦労するような土です^^;)

我が家が借りて5年は経過しているのですが、本当に何も作れた試しがなく、ずっと草が生え放題でしばらく荒らしていました。

 

しばらく悩んでいた一昨年の秋、土壌改良のために毎年「大麦」を自家採取しながら撒き続けてトマトを輪作しているという自然栽培の仲間を紹介していただきました。

早速その方の大切にしている「大麦」の種を譲って頂き、昨年の春に収穫し、今年も収穫しました!

やはり、土の状態が変わり1年目の大麦の成果が感じられたのですが、昨年は長雨と寒気のため、きゅうりは失敗に終わってしまいました。

しかし、原因はそれだけではないと思い、念のため昨年の秋に大麦を撒く際、なるべく深めに父にトラクターで掘って貰ってから撒いてもらいました。

すると、1年目の大麦より立派な大麦を沢山収穫することができました。

(1年目は播種機で条撒き。2年目は手で直接ばら撒きにしました。)

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密植の為なのか倒伏もなく、大麦がまるで金色の絨毯のようでした!

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我が家の土地に移動し、はせ掛けにして干しました!

 

早速、大麦を借る前に事前に私がきゅうりのポット苗を作って置きましたので、定植する前に先に支柱を父に立ててもらい、植える場所にだけミニ耕運機で表面だけを掘ってから、私が123株を定植しました。

こうすることで、低コストと低労働力でできるだけでなく、不耕起栽培に近いことが実践できたのではないかと考えています。

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きゅうりも「道法式垂直仕立て」にするため、支柱は縦に垂直で等間隔に。

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植え方は「木村式」でぽっこり土を盛り立てて、周りに溝をつけてあげました。

猛暑でしなびてしまうので、稲藁を被せてあげました。

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今ではこんなに大きく育ちました!!(向かいの畑は他の方が管理しています。)

黄緑色の葉っぱが、肥料っ気が全くない自然栽培の葉だと証明しています^^

 

こんなにすくすくと病気もせずに育ったのは初めてです。

いつもなら、半分の高さで終わってしまいます。

これも、大麦のお陰だと思います。

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肥料を与えない代わりに、きゅうりの間に豆を蒔いておきました。

(在来種のにおい豆です^^)

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畝間に雑草が生えてきたので、麦わらを敷いてます。

2か月間まとまった雨が降らなかったので、潅水もしてなくても枯れなかったのは、雑草のお陰だと思います。

ただ、これ以上伸びてしまうと風の流れが滞ってきゅうりがうどんこ病にならないとも限らないので、”戴いたものを返す”意味も含めて大麦を敷きました。

 

ココでもマルチシートを使わなかったのは、地力を養うためです。

あまり、マルチを使ってしまうと土が酸欠を起こしますし、地力も下がっていく可能性があるためです。

(単に、労働力と資金面のために敢えて使っていないとも捉えられそう^^;)

 

ここまですくすくと育っているのも、病気さえも未然に防いでいるのも、きゅうり自身が行ってくれているものと思います。

ただ、いつもなら蜂が受粉に来てくれるのにその数が殆ど少なく、なかなか花から実ってくれませんでした。

なぜかな~と思ったら、長いこと雨がなかったので、水不足のために蜂もきゅうりも活躍できなかった事が分かりました。

「きゅうりは水で育つ」

基本的なことが抜けていました^^;

一昨日からやっと2か月ぶりに雨が降ってくれたので、作物もみんなよろこんでくれてると思います。

今朝も四葉(スーヨー)きゅうりが実っていました。

ちなみに今年作付けしたきゅうりの品種は「尾張青大」「四葉きゅうり」「霜知らず秋きゅうり」です!

 

これから秋にかけて収穫の予定です!

味も、雑味が無く、滋味深く透き通った旨味と甘みがお口の中に広がってきます。

文句なしの”自然栽培のきゅうり”でした!!^^

 

8月25日(土)の北上市江釣子パルでオーガニックフェスタが開催されますので、お米と一緒に販売したいと思っています。^^

乞うご期待です!よろしくお願いします!!