木こりの菊池農園BLOG

岩手県で、木こりと農業を兼業しながら木村秋則さんの自然栽培(農薬・肥料・堆肥一切不使用)で水稲面積・一町二反歩でササシグレと亀の尾を親娘で作っています!*お問い合わせは、Gmailよりお願いいたします*

2021年はお疲れ様でした。

2021年はというと、6月半ばに約8年ほど勤めていた仕事を急きょ退職して、再び農業に専念する年になりまして…。

今まで仕事の日が休日体制で、2日置きに農業をしていました。

シフト制で休日が無い内容でしたので、1年中[仕事2日→農業2日]という日々を送って、往来インドア体質な私のひ弱な体力を、仕事の日に休みながら調整をし、父の農業と木こりを手伝って来ていました。
(勤務時間は1日で15時間でしたので、特殊な仕事なので殆ど寝てましたけども。)

10年かけて、インドア体質で運動嫌いな筋肉ゼロの自分の身体もどうにか『猫の手』程度まで動けるようになり、やがて父についていける様にと、どうにか動ける様になるまでコツコツと努力をして来てましたが、やはり実際に仕事を辞めて専業農家を始めると、体力限界との隣り合わせで毎日ストレスの便秘で悩まされていました。

実際、仕事を辞めてなかったら、今年は米は作れなかった状況でした。

今年は、コロナ禍の援農ボランティアゼロの年で、今までの、ほんの数時間だけの援農だけでも大きく助けられて来たのがいかに大きかったかが分かりました。

猛暑日7月26日の最後の除草機を押し終わる瞬間まで、体力と雑草との格闘は限界との隣り合わせでした。

その為か、私は稲刈りが終わってから生まれて初めての軽度の痔を経験したり、(→原因は父に付き合って辛い物を食べ過ぎた為です。)雨続きの斜面で尻もちを付いた時から枕が合わなくて寝不足体質になったり、生命力が低迷し始めて今に至るまで不調続きで過ごしていました。
(父は全く変化なく元気そのものです。)

12月24日から今時点12月31日まで、父が風呂釜を壊した為に、ぬるい温度の温泉🧖‍♀️通いの末、とうとう軽微の風邪をひいて誰にも会うことも出来ない年末になりました。

年末に風邪をひくと、来年病気するとか謂うらしいですから、来年は一層忙しくなりそうなので用心したいと思います。

今年は、周りの自然栽培米農家さんは殆ど穫れなかったと聞きましたので、ウチは昨年より毛が生えた程度まで穫れたので、あとは3年分の在庫をどうするか…と言ったところです。
無い為に苦労するのと、余ってて苦労するのとでは状況が違うのでどちらも苦しいのは違いないですが、先ずは有る事にウチは悩んでいるところでした。

Facebookの皆さまには、今年は温かいお心を運んでくださって応援をいただき、大変お世話になりました。

今年は、ふるさと納税と私のホームページ経由での販売がメインでしたので、ホームページから直接メールのやり取りでご購入くださいましたお客様から、たくさんの温かい御心を運んでくださいまして、幾度も励ましていただき、かえってお世話になりっぱなしで感謝の思いでいっぱいの一年となりました。

 

写真は、先日ウチの猫が、重そうに頭を床に突っ伏して寝てたので面白くて珍しく写メにしたものです笑

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今年はこんな調子でしたが、明年もどうぞよろしくお願い致します🙇‍♀️

菊池紗規子