木こりの菊池農園BLOG

岩手県で、木こりと農業を兼業しながら木村秋則さんの自然栽培(農薬・肥料・堆肥一切不使用)で水稲面積・一町二反歩でササシグレと亀の尾を親娘で作っています!*お問い合わせは、Gmailよりお願いいたします*

種を購入。

2018年の野菜栽培計画が、まだぼんやりとしか定まっていない状態ですが、少しづつ固定種や在来種の種を購入し始めました!(画像はほんの一部)

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あとは苗づくりで悩んで居ました。

我が家は野菜栽培の経験が無いので、手探りでやって居ます。

失敗しながら日々勉強です!

もちろん今年も自然栽培でやっていきます。

とにかく、がんばります!

 

 

食養をはじめて4ヶ月目。。

唐突ですが。

昨年暮れから「若杉友子さんの食養」を実践し始めて4ヶ月経ちました。

 

若杉さんは30代の頃に、マクロビオティック創始者である桜沢如一さんの教えに出会い、実践されて、余命2ヶ月だった肺がんの旦那さんを食養だけで6年で癌を消してしまう事に成功された稀有な方なのだそうです。

若杉ばあちゃんの詳細は、本を直接買われて読まれた方が早いと思いますので、敢えてここではこれ以上詳しくは話しません。。

 

食品添加物は年々多岐に使われ、増加してて、気がついたら日常普通に食べている事に周囲の人は気にもとめずに当たり前に消費していますが、我が家も親子で健康について気をつけて来ていたつもりでも、添加物を気にしていなかったので、知人が教えてくれた若杉さんの元気なお姿に感銘を受け、ようやく実践し始めたという次第です。

 

「一汁一菜」を急に始めるのは、なかなか難しいもので、先ずは動物性たんぱく質を減らし、なるべく糖を摂らないようにして、調味料を昔ながらの作り方で製造された品のみを集める事からはじめました。

[動物性たんぱく質

肉、魚、卵、牛乳は、食べたくなった時に、今はたまーに食べる程度にしています。

 

今思えば不思議な事に、8年前から自然栽培でササシグレを栽培し、主食にするようになったら、いつの間にか肉や魚を食べる気持ちが薄らいだ事が契機だったように思います。

次第に肉を少なくする様になったら、洋菓子を昔は喜んで食べていたのに、親子揃って余り必要に感じなくなったのも本当に不思議でした。

 

その原因が分からないでいたのですが、若杉さんの本を読んで得心しました。

 

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そんな若杉さんの書籍が続々と出てます。

内容がシンプルなのに、奥が深くて全冊欲しくなる内容ばかりです。

読んでいただければ、原理がよく分かっていただけると思います。

 

その本の中で実践して面白かったエピソードをひとつ紹介します。

 

ある日の夜の事。今季の冬は寒さが厳しかったので、いかに暖かくお風呂に浸かれるかに悩んで居ました。

そこで、本によると「大根葉っぱの腰湯」とあり、この腰湯に浸かると腰痛に効く事が書いてありました。

ちょうど我が家で育てた打木源助大根の葉っぱが乾燥してあったので、それを煮詰めた汁を、お風呂に入れてみたんです。

 

せっかく自然栽培の大根の葉っぱがあったので、貴重な葉っぱだったので腰湯には勿体ないと思った大雑把な私はお風呂に投入🛀☆

…すると、父が大喜びして暖かかったーー!という面白い事がありました。

私としては、めでたしめでたし〜でした。笑

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↑乾かした大根の葉っぱ。

 

以来、たまに「大根の葉っぱ湯」が我が家ではあったりします。

大根の葉っぱは温泉の成分と似ているのだとかなんとか…。

本当かわかりませんが、「食べ物は薬」という事が分かる食養法でした!

まだまだ勉強中なので、知識は浅いですが、少しづつ身体に変化が見られるところから察するに、「食」は奥が深くて深くて、直ぐに分かるものではないと言う事だと思います。

自然栽培も、シンプルで奥が深いです。

 

「食」も「農」も、昔の日本人がやって来た事に還って行く事が、一番大事な事なのだと気付かされた今日この頃の木こり親子なのでした。^ ^

 

 

 

奇跡のりんごかりんとう

これは、先月1月20日青森県弘前大学木村秋則さんの講演に父が行って来た際のお土産です。

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夜、山崎シェフのレストランで交流会があったそうで、このかりんとうを買ってきてくれました。

山崎シェフといえば、奇跡のりんごスープを作られた木村さんの大親友のひとり。

私も一度、3年前に弘前大学での木村さん念願の講演会で、夜に行った事があります。残念ながら今回も仕事で私は行けませんでしたが、父は仲間の皆さんと楽しく最高の夜を過ごしたみたいでした。

 

このかりんとうも、貴重な木村さんのりんごを種から皮まで丸ごと余す事なくふんだんに使って大切に作られた物でした。すばらしいですよね。✨

 

さて。

来たる2月18日。

次は東京で木村秋則さんの講演があります。父は早速、長沼太一さんと伊藤丈夫

さんと行って来るそうです。

私はまた仕事で行けません。(…うらやましい。)

現地に行かれる方は是非よろしくお願いします(^_^)

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自然栽培のみかん

お正月が終わったと思ってたらもう2月に突入してて、今年の菜園計画もまだ決まってないのに確定申告のシーズンがジワジワと差し迫ってる感がなんとも言えない今日この頃。

 

12月に父が自然栽培の仲間から購入した自然栽培みかん🍊のご紹介をするのを忘れてたので遅くなりましたが投稿します。苦笑

 

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↑(もうこれしか残ってません^_^)

 

 みかんは漢方では陳皮といって、様々な効能がある果物と言われているそうですね。

ガンや糖尿病、骨粗しょう症の予防から風邪の引き始めに効能があるのだとか何だとか…。

 

みかんの皮は普通は捨てるのが常ですが、自然栽培のみかんは農薬や肥料が掛かって無いので安心して皮ごと食べられます。(某有名医師は、テレビで皮ごと果物を食べる事を勧めてました。)

 

一般のみかんとは違って、糖度はそこまで高くはないのですが、皮ごと食べてみると程よい甘みが感じられます。

まさに皮と実がまるごと一体化していると言える自然栽培みかん🍊です。

 

風邪の時には丸ごと焼いて食べると効果を発揮するらしいのですが、今シーズンは親子とも風邪をひいていないので活躍の場は到来せず…。

でも、本当に風邪をひいたら試してみようと思います。

安心して丸ごと食べれるのが自然栽培の醍醐味ですよね ♪

 

皮は、乾燥させて粉砕してお湯でお茶にして頂くといいみたいです。(陳皮)

でも、前述した様に、丸ごと食べた方が美味しいので、つい皮を残すのを忘れていまします💧

ちなみに陳皮として乾燥して残すには、年数が経つともっと良いらしい事が某サイトでは紹介されていました。

 

というわけで、来年買ったら今度こそちゃんと皮を集めて乾かそうと思います!

賀正・新年のご挨拶

新年 あけましておめでとうございます!

旧年度はいろんな方々にたすけて戴き、本当に有り難い一年でした!!

 

本年度も「木こりの菊池」は、一生懸命に鋭意邁進してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!m(_ _)m

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↑父の年賀状バージョン。

 

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↑私の年賀状バージョンです^_^

木こりのお仕事

先日、父の木こりの仕事を手伝っていました。

いつも難所ばかり頼まれることが常なのですが、また今回も難しい場所の木を切ることになりました。

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↑ 杉の大木!…おおきいです。

 

背後は絶壁で、下には道路があります。

またまたどうやって切るのやら…と思っていたら、新しい切り方を実践していました。

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↑ 切っている様子。

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↑ 2〜3時間掛けて切ったあと。

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↑ 切り株。

 

作業の動画を撮って置いたのですが、このブログでは動画は載せることは出来ない様です。(残念)

作業手順は、運搬車のワイヤーで固定し、父が切り口をチェンソーで入れてある程度までやったら私が運搬車のワイヤーを回して引っ張りながら一気に倒すのですが、今回の切り込みは向きが固定されるため、倒す向きは間違いなく狙った方へ倒れてくれました。

天候も味方してくれ、有難いことに無風の中で3時間掛かって作業は完了しました。本当に見事な手さばきでした。

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↑  今回の現場。(切り終わったあと)

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↑  1mバーのチェンソーでも尺が足りなかったのが、切り株から伺い知れます。

 

こうやって父は木を切っています。

私は木は切りませんが、多少の事はお手伝いしています。

毎度、父の頭の回転の機転には驚きの連続です。手伝ってて今回も驚かされました。

本当に木切りとは難しく、感覚と技の世界なので、ひとつ間違うと命が奪われる危険なお仕事ですので、大変な事です。

 

そんな感じで、「木こりの菊池」はお陰様で年度締めのお仕事を無事に終えました。

来年も頑張ります!

 

固定種・打木源助大根

今回、今年のラストの作物として、初チャレンジで大根の種を秋に蒔いたものが、見事に予想外の出来栄えで育ってくれました!

大根の肌もツルツルで、いざ包丁を入れてみると、木村秋則さんのリンゴの様にサクッと割れるような具合に軽く包丁をさしただけで簡単に切れるような、繊維のキメの細かさを感じました。

大根おろしにしようと擦り始めると、もの凄く軽く擦れて、ますます驚き!!

食べてみると、甘味もあり、その中にピリッとした辛味もちゃんとあり、なんとも瑞々しい大根だと思いました。

品種を打木源助にしたのは、特に深い意味はないのですが、先ずは食べきりサイズから始めてみようと思った事と、固定種の品種を育てて種取りをやって行きたいと思った事が主な理由です。

植えてみて、やっぱり固定種・在来種の種の生命力を実感しました!

うまく表現出来ませんが、味も存在も、存在感がパッチリ輝きを放っています!

F1ではこんな個性は不可能です。

 

肥料も堆肥も農薬も与えず育てて行くのは、その土のステージを知る観察と知識が必要なので、なかなか難しい事なのですが、土を信じて試しに蒔いた種が、このように返してくれる事が、本当に嬉しくなるのが、この栽培の醍醐味だと思います。

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↑畑の様子

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↑線対称の葉が自然栽培の証し。

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固定種・打木源助大根(短い品種)

 

 

…実は、今まで親子揃って稲作と林業を兼業して来ていましたが、野菜栽培は未経験だったりします。

(ちなみに稲作は父担当で、野菜栽培は娘のわたしが担当です。)

野菜栽培については、私がゼロから本を集めて自然栽培と自然農法の双方を勉強し、更に9年前から在籍の、NPO法人木村秋則自然栽培に学ぶ会の仲間の方から直接伺ったり、昨年から加入したMOA自然農法の方のお話しとを照らし合わせながら、知識と実践の中から手探りでやっています。

 

残念ながら、今年の栽培した作物について沢山ブログに掲載したかったのですが、手が回らず投稿出来ませんでした(汗)

2018年からは、沢山ブログに投稿して行くつもりですので、よろしくお願いします🙏🏻