木こりの菊池農園BLOG

岩手県で、木こりと農業を兼業しながら木村秋則さんの自然栽培(農薬・肥料・堆肥一切不使用)で水稲面積・一町二反歩でササシグレと亀の尾を親娘で作っています!*お問い合わせは、Gmailよりお願いいたします*

坊ちゃんカボチャ定植。

さて。3月末にセルポットに蒔いた坊ちゃんカボチャの種も、ようやく芽が出て来たので、定植する事にしました。

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↑坊ちゃんカボチャの芽

 

まだこちらは寒い日もあるので、笹竹と袋で「あんどん 掛け」をしてあげました。

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竹を使ってます。

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あんどん 掛けをしてあげています。

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ザッと100株はあるでしょうか。

敷き藁もしてあげました。

 

今回植えた場所は旧ぶどう畑の崖のところです。下に向かってツタを這わせようと考えていました。

 

やった事がないので成功すれば良いのですが。。無事に成長してくれることを願うばかりです。🙏🏻✨

 

 

 

場所はかわり、昨年いじってた方の畑の雪が溶けて無くなったので久しぶりに行ってみたら予想外な事が起きていました!

無肥料・無農薬・無堆肥にこだわり、試しに難しいアブラナ科にチャレンジして昨年は大失態を晒してした場所だったのですが。。

 

硬くて食べれずに諦めて放置した「小松菜」にもこぼれ種があったみたいで、まさかの新芽が出ていました!!

昨年はバリバリしてて美味しく食べれなかった無残だった小松菜が、思いがけず、食べれる柔らかさに育っているのに大歓喜

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小松菜の新芽

 

次に、春にサヤエンドウを撒いて、これもゴワゴワで諦めた場所に秋にらっきょうを最後に植えてたところも、ココもちゃんと育ってエシャレットになっていました!

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エシャレット

6月にはらっきょうに育っていると思います。

 

そして、昨年はキャベツもやってました。

超小さかったのに実がぎっしり詰まってたキャベツも秋に放置してたら新芽が出ていました。笑

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小さなキャベツ。

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↑冬越ししたブロッコリーも、もしかしてら育ってくれるかもしれません。

 

 

自然栽培では野菜の中で特に葉物野菜が難しいという所以がやってみて理解出来ました。😌

 

あとはこの日に「早生みょうがの苗」と、「南高梅の苗木」を植えてみました!😃

薔薇の花も自然栽培でやりたかったので3株購入してて、植えたかったのですが、この日はもう暗くなって来たので次回に回す事にしました。

 

とにかくいろんな事にチャレンジしています!またブログに載せたいと思います。

 

今日はこれにて!👋

 

 

 

春の訪れ

今年は寒さが厳しく雪の降水量も多かったのですが、予想以上に暖かくなるのが早かったので、とりあえず秋に少しずつやり残した事や、これからの支度を始めることにしました。

 

昨秋、遅い稲刈りだった為、稲藁を田んぼに返さないで集めることにして誰かに引き取ってもらいたかったのですが、とうとう引き取り手が現れず残ってしまった自然栽培の稲藁。(1町歩分)

せっかくだから畑に使おうと思って動かし始めたら、積み上げた藁の中心部が凍っていて驚きました。

大体の雪が解けたと思っていたら、まだこんな所に少し残っていました笑

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↑積み上げた稲藁

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↑まだ凍っていました。笑

 

↓ふきのとうも、出てきたので、「バッケ味噌」を作るために採りに行ったり…。

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福寿草も綺麗に花を咲かせていました。

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↑我が家の山(昔は葡萄園🍇でした。)

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↑我が家の牧草地(放置したままで、これからどうやるか思案していました。)

 

着実に我が家の土地にも、ゆっくりと春が訪れていました。^_^

 

 

 

 

ナス科の野菜の種まき

父が小さなミニハウスを庭に作り、米ぬかなどで温床をこしらえてくれたので、購入した種をポケットサイズのジップロック??に入れて炬燵で芽出しを始めました。まばらに芽が出てくるので、発芽した順にセルポットに移してハウスで管理していました。

 

全てやった事が無い作業なので、親子揃って四苦八苦しながら手探りで野菜の育苗をしていました。

 

お米の方の育苗は、我が家は設備が整ってないので、自然栽培の仲間の方にいつもお願いして作って頂いています。お米の方は来週、種まきのお手伝いに行く事になっています。

 

今年は昨年よりずっと暖かくなるのが予想以上に早いので、作業は早め早めに行きたいところですが、少し遅めのナス科野菜の種まきとなりました。

 

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↑父が作ったミニハウス。

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↑炬燵で芽出ししていました。

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↑種を移植。

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↑ハウスで管理。(床は温床になっています。)

 

 

 

種を購入。

2018年の野菜栽培計画が、まだぼんやりとしか定まっていない状態ですが、少しづつ固定種や在来種の種を購入し始めました!(画像はほんの一部)

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あとは苗づくりで悩んで居ました。

我が家は野菜栽培の経験が無いので、手探りでやって居ます。

失敗しながら日々勉強です!

もちろん今年も自然栽培でやっていきます。

とにかく、がんばります!

 

 

食養をはじめて4ヶ月目。。

唐突ですが。

昨年暮れから「若杉友子さんの食養」を実践し始めて4ヶ月経ちました。

 

若杉さんは30代の頃に、マクロビオティック創始者である桜沢如一さんの教えに出会い、実践されて、余命2ヶ月だった肺がんの旦那さんを食養だけで6年で癌を消してしまう事に成功された稀有な方なのだそうです。

若杉ばあちゃんの詳細は、本を直接買われて読まれた方が早いと思いますので、敢えてここではこれ以上詳しくは話しません。。

 

食品添加物は年々多岐に使われ、増加してて、気がついたら日常普通に食べている事に周囲の人は気にもとめずに当たり前に消費していますが、我が家も親子で健康について気をつけて来ていたつもりでも、添加物を気にしていなかったので、知人が教えてくれた若杉さんの元気なお姿に感銘を受け、ようやく実践し始めたという次第です。

 

「一汁一菜」を急に始めるのは、なかなか難しいもので、先ずは動物性たんぱく質を減らし、なるべく糖を摂らないようにして、調味料を昔ながらの作り方で製造された品のみを集める事からはじめました。

[動物性たんぱく質

肉、魚、卵、牛乳は、食べたくなった時に、今はたまーに食べる程度にしています。

 

今思えば不思議な事に、8年前から自然栽培でササシグレを栽培し、主食にするようになったら、いつの間にか肉や魚を食べる気持ちが薄らいだ事が契機だったように思います。

次第に肉を少なくする様になったら、洋菓子を昔は喜んで食べていたのに、親子揃って余り必要に感じなくなったのも本当に不思議でした。

 

その原因が分からないでいたのですが、若杉さんの本を読んで得心しました。

 

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そんな若杉さんの書籍が続々と出てます。

内容がシンプルなのに、奥が深くて全冊欲しくなる内容ばかりです。

読んでいただければ、原理がよく分かっていただけると思います。

 

その本の中で実践して面白かったエピソードをひとつ紹介します。

 

ある日の夜の事。今季の冬は寒さが厳しかったので、いかに暖かくお風呂に浸かれるかに悩んで居ました。

そこで、本によると「大根葉っぱの腰湯」とあり、この腰湯に浸かると腰痛に効く事が書いてありました。

ちょうど我が家で育てた打木源助大根の葉っぱが乾燥してあったので、それを煮詰めた汁を、お風呂に入れてみたんです。

 

せっかく自然栽培の大根の葉っぱがあったので、貴重な葉っぱだったので腰湯には勿体ないと思った大雑把な私はお風呂に投入🛀☆

…すると、父が大喜びして暖かかったーー!という面白い事がありました。

私としては、めでたしめでたし〜でした。笑

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↑乾かした大根の葉っぱ。

 

以来、たまに「大根の葉っぱ湯」が我が家ではあったりします。

大根の葉っぱは温泉の成分と似ているのだとかなんとか…。

本当かわかりませんが、「食べ物は薬」という事が分かる食養法でした!

まだまだ勉強中なので、知識は浅いですが、少しづつ身体に変化が見られるところから察するに、「食」は奥が深くて深くて、直ぐに分かるものではないと言う事だと思います。

自然栽培も、シンプルで奥が深いです。

 

「食」も「農」も、昔の日本人がやって来た事に還って行く事が、一番大事な事なのだと気付かされた今日この頃の木こり親子なのでした。^ ^

 

 

 

奇跡のりんごかりんとう

これは、先月1月20日青森県弘前大学木村秋則さんの講演に父が行って来た際のお土産です。

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夜、山崎シェフのレストランで交流会があったそうで、このかりんとうを買ってきてくれました。

山崎シェフといえば、奇跡のりんごスープを作られた木村さんの大親友のひとり。

私も一度、3年前に弘前大学での木村さん念願の講演会で、夜に行った事があります。残念ながら今回も仕事で私は行けませんでしたが、父は仲間の皆さんと楽しく最高の夜を過ごしたみたいでした。

 

このかりんとうも、貴重な木村さんのりんごを種から皮まで丸ごと余す事なくふんだんに使って大切に作られた物でした。すばらしいですよね。✨

 

さて。

来たる2月18日。

次は東京で木村秋則さんの講演があります。父は早速、長沼太一さんと伊藤丈夫

さんと行って来るそうです。

私はまた仕事で行けません。(…うらやましい。)

現地に行かれる方は是非よろしくお願いします(^_^)

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自然栽培のみかん

お正月が終わったと思ってたらもう2月に突入してて、今年の菜園計画もまだ決まってないのに確定申告のシーズンがジワジワと差し迫ってる感がなんとも言えない今日この頃。

 

12月に父が自然栽培の仲間から購入した自然栽培みかん🍊のご紹介をするのを忘れてたので遅くなりましたが投稿します。苦笑

 

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↑(もうこれしか残ってません^_^)

 

 みかんは漢方では陳皮といって、様々な効能がある果物と言われているそうですね。

ガンや糖尿病、骨粗しょう症の予防から風邪の引き始めに効能があるのだとか何だとか…。

 

みかんの皮は普通は捨てるのが常ですが、自然栽培のみかんは農薬や肥料が掛かって無いので安心して皮ごと食べられます。(某有名医師は、テレビで皮ごと果物を食べる事を勧めてました。)

 

一般のみかんとは違って、糖度はそこまで高くはないのですが、皮ごと食べてみると程よい甘みが感じられます。

まさに皮と実がまるごと一体化していると言える自然栽培みかん🍊です。

 

風邪の時には丸ごと焼いて食べると効果を発揮するらしいのですが、今シーズンは親子とも風邪をひいていないので活躍の場は到来せず…。

でも、本当に風邪をひいたら試してみようと思います。

安心して丸ごと食べれるのが自然栽培の醍醐味ですよね ♪

 

皮は、乾燥させて粉砕してお湯でお茶にして頂くといいみたいです。(陳皮)

でも、前述した様に、丸ごと食べた方が美味しいので、つい皮を残すのを忘れていまします💧

ちなみに陳皮として乾燥して残すには、年数が経つともっと良いらしい事が某サイトでは紹介されていました。

 

というわけで、来年買ったら今度こそちゃんと皮を集めて乾かそうと思います!