木こりの菊池農園BLOG

岩手県で、木こりと農業を兼業しながら木村秋則さんの自然栽培(農薬・肥料・堆肥一切不使用)で水稲面積・一町二反歩でササシグレと亀の尾を親娘で作っています!*お問い合わせは、Gmailよりお願いいたします*

田んぼの除草【ヒエ】

問2
さてさて、私(亀の尾)はどこでしょうか。?

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答えはうしろの稲です。
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私の手にしてるのが雑草「ヒエ」です。
…どうやら、「白いラインの入った稲のそっくりさん。」が、雑草ヒエなのだそうです。(余談ですが他にもヒエは種類があるらしい、と父から教えられて驚愕しました。)

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ここの田んぼは完璧に、亀の尾が雑草のヒエに埋没してるのがほとんどです。
ここではこれが3反3畝あります。

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私は5年前から毎年田植えが始まると、父と共に仕事の日も休みの日も毎日朝5時や6時には起きて農作業をしています。
出勤前に農作業をしてから仕事、休みの日はフルで農作業の日々。
常に時間が無いため、食料品を買いに歩く時くらいが楽しみです。

さすがに夜23時までの仕事なので、翌朝毎日朝5時起きして農作業をするのに慣れるのは大変難しく、努力しました。

 

しかし、1町2反歩は果てしなく、この【田車押し】だけで全ての田んぼを父と二人で何周も何周も歩き続けてでも、この状況になってしまいます。

 

先日、普通栽培の天日干しというだけでキロ1200円の米を見てショックを受けました苦笑

 

周囲の田んぼ農家さんは、もっぱら田んぼの畔草刈りしか田んぼに出動しません。
私と父だけが田んぼの雑草に真剣に田車押しだけで除草をずーっとやってる風景は、客観的に見ていかがなものでしょうか。

無農薬、無肥料、無堆肥、決して簡単ではありません。

 

しかし、自然栽培にはロマンがあります。

やり続けた人にしか見えない風景です。

 

 

 

 

 

追記: 田んぼの除草は、来週7月18日〜19日のイベントの関係で20日過ぎてもやってると思います。

 

もう雑草には勘弁して欲しいです。。

陸(畑)も丘(田んぼ)も雑草まみれです。汗