木こりの菊池農園BLOG

岩手県で、木こりと農業を兼業しながら木村秋則さんの自然栽培(農薬・肥料・堆肥一切不使用)で水稲面積・一町二反歩でササシグレと亀の尾を親娘で作っています!*お問い合わせは、Gmailよりお願いいたします*

自然栽培で野菜作り(初心者です)

今日は種たねタネ蒔き日和でした。

家でも種を蒔き、鉢上げをし、足りない種を注文して、畑に行けば種を直播きをして…そんな一日。


今年は自然栽培の本来のやり方(麦・豆・作物の順)で野菜栽培にチャレンジしてみようとしています。もしかしたら採れないかもしれないです。。

お米は10年間ずっと動物性・植物性堆肥ゼロ、有機・化学肥料ゼロ、農薬・除草剤ゼロ、天日はせ掛け乾燥をずっと貫いているので、何も心配ぜずにいつも通り、父に付いて栽培に準じていれば問題無いから良いけれど、野菜栽培歴が無い身(父も野菜栽培歴は無い)ではじめから自然栽培のかなり難しい方を、あの痩せた土地でやるのはかなり…。見通しはほとんど無い状態です。

今年は野菜の苗作りもひとりで初めてやっているので、かなり失敗もし、勉強にはなっていますが、懐にはキツく、それでもあまり深く考えていないであっけらかんな状態で黙々とやっています。

そして、種選びも全て「固定種・在来種」を中心に選んでチャレンジしています。

 

兎にも角にも、土作りと栽培をひとまとめにすると、こういう猛烈に高いハードルが待ち受けているという…。(それなら先に、スリーエフ農法をやるべきかな…???でも欲張りな私は作物の方を先に食べたいからやりません。)

 

自然栽培は難しく、頼もしい存在。

もともと体力に自信が全く無い自分は、はじめから農業をやる気が無かったので、高校卒業後、仙台の美術系大学を卒業して、一応個展も1回はやって来た身…。農業大学がなぜあるのか、野菜栽培に携わるようになってようやく意味が分かりました笑

 

農業は難しい。それなのに更に難しい「自然」に目を向ける自然栽培は、世界ランクで一番レベルが高い水準でやっている…。改めて木村秋則さんは宇宙人だなあと思う今日この頃なのでした。